飲酒する人の約10%もの人がかかっているアルコール依存症には様々な症状があります。
アルコールを飲みたくして仕方がないなどの症状はもちろん、もっとも病気らしくみえる禁断症状ともよばれる症状があります。
それを医学的には離脱症状と呼びます。
離脱症状がみられるようになってくれば、精神的なアルコールへの依存に加えて身体的にも依存状態にあることをあらわしているのです。
なぜなら、この離脱症状はアルコールが体内にない状態に自然と生じる症状だからからです。
この離脱症状には2つの種類があります。
アルコールが切れて数時間後にあらわれてくる離脱症状を早期離脱症状といいます。
早期離脱症状の主な症状としては、手の震えが挙げられます。
もちろん人によって症状に個人差があり、大きくはっきりと手の震えがわかる人もいれば、ペンやお箸持つときに手が小刻みに震えて上手く字が書けなかったり、上手く食事ができないようなものがあり、この場合には本人にしかわからない場合が多いです。
その他、発汗作用や不眠、吐き気なども早期離脱症状の特徴的な症状です。
ちなみにコチラにも詳しくアルコール依存症について書かれていますのでチェックしてみましょう。
一方、アルコールが切れて2、3日後に症状があらわれる離脱症状のことを後期離脱症状と呼びます。
後期離脱症状の特徴的な症状は、幻視や幻聴です。
現実にはないものがみえたり、聞こえない音が聞こえたりするのです。
特に小さい虫や小動物などの小さいものがちらちらと見えることが多いといわれています。
これらの幻視や幻聴に加えて、特に注意が必要な症状が痙攣発作や意識を失ってしまうアルコール性てんかんと呼ばれるものです。
非常に危険ですので、早期離脱症状がみられる場合は速やかに医療機関で早期の治療を開始してください。